中国観光情報：話題のパクリ商品、ドイツで強い非難に

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　フランクフルトの地元紙によれば、つい先日にも同市で模倣品が大量に保管された倉庫が摘発されたばかりです。300トンにものぼる模倣品には発電機や工具箱、扇風機などが含まれ、いずれも品質の低い粗悪品にもかかわらずニセモノのドイツの安全マークのシールが貼り付けられていました。こうした模倣品は大半が中国で製造されたものだといいます。

　ドイツの化粧品協会も模倣品に注意するよう呼びかけています。2010年には120万点のニセモノの化粧品が摘発されたが、その8割が中国製だそうです。他はトルコ、ルーマニア製などだったのです。

　中国ではスウェーデン発祥の家具店「IKEA（イケア）」にそっくりの店が現れるなど、中国にはびこる模倣の風潮はEU諸国にとって大きな問題となっています。中国政府や司法機関も取り締まりを強化しているものの後手に回っているのが現状だといいます。