十一月十八日に韓城市にて発見された大きな遺跡が、明代の后土廟遺跡だと明らかにされました。この后土廟遺跡は規模が大きく、建築方法が独特で、古代の建物の配置と築き方、そして后土廟についての文化・宗教研究には新たに貴重な資料を提供されてきました。
この度に発見された后土廟遺跡は韓城市の嵬東郷、芝陽鎮、薛峰郷の交差点にある巍山という山の頂上に位置して、南向きで、東西60M、南北150Mで、面積は9000平米です。南のほうから劇台、鳥居、石階段、玄関、娘娘廟、后土廟遺跡だと次第に展開されている様子です。
中国の古代伝説によると、磐古の後で、三番目に誕生された神様は后土と呼ばれ、后土娘娘とも呼ばれます。この神様は陰陽を司り、万物を育ち、大地の母と称されます。