西安空港から出て、高速道路乗ったらすぐ「周陵」と書いてある道標が見えてきます。あれは誰の
墓だろうとよく観光客が発問します。
周陵という所は、地名として、陝西省咸陽市渭城区周陵鎮のことを言っています。その由来につい
ては、周の文王と武王の陵墓がこの周辺に位置していますからです。お墓以外にまだ地上に古代の
牌楼とか、献殿(祭るところ)などの建物が残っ
ています。省級重要文化財としてよく重視され、毎
年ここで周文王、武王を祭る活動も行われてきまし
た。
考古発掘の初歩の判断により、こちらの二つの
所謂「周陵」という陵墓が、周時代の墓ではな
く、戦国時代(BC475-BC221)の秦国国王の誰
かの墓だと、陝西省考古研究院焦南峰が言いました。2007年度周陵での考古調査の結果です。
また時間を推測しましたら、これらの墓は恐らく有名な秦悼武王か、恵文王の墓で、宋の時代から周
の時代の墓だと思われてきたそうです。