概況: |
高廟は中衛の旧城の北にあり、明代に創建され、歴代の増築により規模広大な古建築群となり、「沙漠奇観」と並び中衛二大景観と称されています。この廟は奇特で、殿堂には仏、菩薩、玉皇、魁星神と関羽などの塑像を供えて、仏教.道教.儒教が一つに会した廟です。その上入口に刻まれた対連も三教の統合を表しています。24階の石段を登り、鳥居形の門.南天門.中楼を通り、最後に三階建ての五岳.玉皇.聖母殿に着きます。これらの正殿は同じ中心線に位置し、左右に鐘楼.古楼.霊官殿などの殿堂が設けられました。以前高廟の境内には1700余点の彩色の彫塑と大量の彩色上絵がありますが、戦乱で破壊されました。いままで多くの彫塑が修復されましたが、本来の状態への修復は困難です。 |
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