概況: |
象鼻山は桂林のシンボルとなっている景観です。 漓江とその支流である桃花江の合流点にあります。まるで一匹の象が鼻を伸ばして漓江の水を飲んでいるかのように見えることから、その名がつきました。象の鼻と足の間には、全て自然の力で作られた真ん丸い洞窟があります。地質学者の研究によると、1万6千年前まで川の下にあった部分が、時代とともに川の水位が下がって水上に現れたと言われています。この真ん丸い洞窟は月の美しい夜に川面に映る洞窟の影が満月のようにみえることから、水月洞と呼ばれています。辺り一帯が紅く染まる夕刻から満月の上がった夜空の時刻にかけて、象鼻山の一番美しい姿が見られるでしょう。 昔からこの象鼻山の景観を詠じた詩句もたくさん残されています。また、中国の盛大な節句である中秋節のパーティーもよく象鼻山をバックに行われています。 |
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