概況: |
伏波山は桂林市の東北部に位置し、ここは「山奇洞美」さながら、「伏波妙境」の世界です。伏波山とは「渦巻き回る波を阻止する勢い」ということから付けられた名です。山の南側麓に回廊と茶室があり、西側麓に山頂に続く石段の道があり、山腹に観景台と癸水亭が建っています、観景台に上がり、百段の石段を上がっていくと山頂に着きます。山の麓に環珠洞、試剣石、千仏岩があります。洞内には唐の時代につくられた摩崖仏像約二百尊と石刻百点あまりがあります。そのうち、宋代の有名な画家、書道家ベイフの自画像と詩人範成大の鹿鳴燕詩が有名です。そして、重さ2524キログラムの大鉄鐘と、重さ1トンあまりの千人鍋もあります。この二つの法器はいずれも定粤寺の遺物でありました。十数分で頂上へ行けるほどの、こぢんまりとした山に多くの歴史的遺産があります。 |
|