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「北アフリカ知られざる姿」

エジプト・リビア・チェニジア・アルジェリア・モロッコを回って来ました。北アフリカの国々、すべてイスラム・アラブの国というのが共通項です。 各国の知られざる一面に焦点を当ててメールマガジンを書いてみました。 次の旅は、4月29日〜5月10日の「チベット茶馬古道」です。 

1.エジプト・市街地が迫るピラミッド 
通常のピラミッドの写真は、砂漠の中に聳え立っています。しかし実際、反対から写真を撮ると、このように市街地が迫り、ビル群がすぐ近くまで押し寄せてきているのがわかります。イメージが大事な観光地のパンフレットでは、このような写真を使いません。でも、これもピラミッドの真の姿です。

2.リビア・壮大なローマの遺跡
リビアと言われて思い出すのは、カダフィーの名前ぐらいではないでしょうか。そして、彼の風貌や行いからくる、傍若無人なイメージから、リビアという国を捉えているのが普通です。
しかし今リビアは変わりました。西側に歩み寄り、膨大な石油資源を背景として、北アフリカ一の大国に変貌しています。しかし一般的な産油国のように、一部の支配者が富を独占するのではなく、富を国民に分配すべく、国作りを進めているようです。国は豊かで、人々は穏やか、壮大なローマの遺跡をも併せ持つのが実際のリビアです。想像できますか?





3.チェニジア・雪だるま

アフリカにも雪は降ります。チェニジア・チェニスの北緯はだいたい東京と同じ程度。言われれば納得できても、アフリカと聞くと、普通は雪とは結びつきません。せいぜい想像できるのは、キリマンジャロの雪ぐらいでしょうか。
ここはチェニスから220km南西に走り、アルジェリアの国境にほど近い標高800mの山中。
雪より雪だるま?に驚きました。アフリカでも、イスラムの国でも雪だるまを作るのです。

4.アルジェリア・吊り橋
リビアより、もっとイメージが薄いのがアルジェリアでしょう。それでもバラバラなイメージは、サッカー選手のジダン、名曲「カスバの女」、フランスからの独立戦争に投入された外人部隊、サハラ砂漠として持っています。
長い間、フランスからの独立戦争を戦い、その後も内戦があり、やっと治安が回復したのはここ数年です。豊かな石油資源を持ち、多くの魅力的な観光資源も持っていますが、まだまだ政治が安定しないため、訪れる観光客は限られています。今回アルジェリアの滞在は5日間でしたが、移動は警察のパトカーの先導付き、そして1度も観光客(日本人を問わず、外国人も)と会うことはありませんでした。「そんな所になぜ?」と思われるでしょうが、外務省の危険情報でも、「十分注意して下さい」に引き下げられていたため、新しい旅を求めて、アルジェリアを訪れました。その期待に違わず、お客さんの5ヶ国の印象でも、最も魅力的で、再度訪れたい国だったようです。フランス植民地時代のコロニカルな町並み、ローマの遺跡等の観光地以上に、素朴で、底抜けに明るい人々に魅了されたようでした。そのため、最近観光地として人気上昇中のモロッコが霞んでしまい、
「だいぶ観光化されているね」の一言で終わってしまったのは、皮肉なものです。

                              

                                                  コンスタンティーヌの吊り橋

                                   

                                          ローマ遺跡・ジェミラで会ったアルジェの女性

                                 

                                                         ローマ遺跡・ティムガット

 

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