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「まだ見ぬ中国へ」

「まだ見ぬ中国へ29」の旅に出かけてきました。
のんびりした中国の田舎の生活を紹介しようと思っていたのですが、コメントを書いている間に、ウルムチで騒乱がおこりました。中国は、文章を書くスピードを越えて変化していきます。そのために何となく、間の抜けた文章になってしまいましたが、ご勘弁願います。

1.四川省犍為−小火車 
中国でも蒸気機関車は少なくなり、生活路線に限れば、ほんの僅かだ。ちょうど日本が豚インフルエンザで大騒ぎをしている時に、ここを訪ねた。中国でも、日本からの伝染を防ぐために、搭乗前の検温、到着時にも検疫官が乗り込み、再度検温と厳戒態勢。しかしここでは、豚も乗客と一緒に火車に積み込まれていた。もちろん、検温は不要だった。                                  

2.貴州省六枝−長角ミャオ族 
独特の髪型が有名な長角ミャオ族。でも話を聞いてみると、昔は地毛で髪の毛を結っていたが、最近は観光のため、大きく見栄えのするように毛糸で編んだカツラを被っているとの事。それで地元が潤うのなら、それもありでしょう。

3.四川省洛表−ボー人の懸棺 
目をこらしてみると、断崖絶壁に杭が出て、その上に棺桶が置かれているのが見える。これがかつてこの地方に住んでいた、ボー人独特の埋葬の仕方で、近郊には250を数える懸棺が残っている。歴史は、唐代から明代まで遡るというが、ボー人のその足跡は今、途絶えている。ガイドの説明によれば、明代に中央から派遣された軍隊によって、ボー人は皆殺しにされたという。なんやら、なんやらである。

4.広西チワン自治区靖西−建築ラッシュ 
ここは桂林ではない。しかし、広西チワン自治区南部から貴州省に掛けては、毎日毎日、桂林のような景色が続く。結局10日間も、山水画の世界にいたことになる。これでは、桂林が世界遺産に登録されないわけだ。 
今回は、広西・貴州・四川・陝西の田舎をバスで6000km走ったが、特に目に付いたのが地方の発展ぶり。宿泊できるレベルの町なら、どこも建設ラッシュ。新しいビルの一階にはしゃれた店が並び、高層のマンションも建っている。こんな田舎で売れるの?とは、まだ中国の底力を知らない。今後の世界経済の回復は、間違いなく中国が牽引していく。 
街が新しくなったためだろう。街中のゴミが減り、トイレもきれいな所が増えてきたという事も付け加えておく。

5.四川省犍為−羅城古鎮 
古い町並みは、古城として残されている。ここは犍為の羅城古鎮。古鎮という名の元に、観光客を集めて入場料を取るところも多いが、ここには昔ながらの庶民の生活がある。茶館が開き、トランプやお話に興じる。伝統的な四川省の昼下がりだった。我々も、お茶を頂いたのは言うまでもない。

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