甘粛省の省都です。同省の中部に位置して、チベット．モンゴル．黄土高原の交会点にあたる都市です。古代は「金城」と呼ばれ、古来交通の要地で、シルクロードの重鎮でした。現在も隴海、蘭新、包蘭、蘭青などの鉄道の交差点にあり、また西北地区自動車道路網の中心となっています。農業が発達していて、タバコ、薬材、毛皮が特産です。製油、化学肥料、自動車、工作機械、紡績、アルミニウム精錬などの近代工業の発展も注目されています。蘭州大学はじめ文化学術の機関も多いです。