概況: |
興教寺は西安南郊外20キロの長安区少陵原にあり、中国の有名な翻訳家、旅行家玄奘法師が永眠している寺です。 玄奘法師が全身全霊をかけ、19年間経典を訳し、不幸と苦労を重ねて倒れ、西暦664年「玉華宮」(いまの陝西省の銅川市)で円寂しました。西安東郊外の白鹿原に埋葬されました。西暦669年少陵原に変遷すると同時に、塔と寺が建立されました。唐粛宗が自ら「興教」という額を書き、玄奘法師の事業を受け継ぎ仏教を振興するという意味です。これに基づき興教寺と名付けられました。 興教寺は唐の時代に一度修繕したことがありますが、清の時代戦乱で、玄奘法師と二人の弟子の舎利塔以外の建物が全部焼け崩れました。公元1922年と1939年二回建て直され、今境内の正殿、蔵経閣及び寺外の東屋などが近代の建物です。解放後、何度もの修繕で相当の規模を有し、全国重点の文物保護単位の一つです。 |
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