概況: |
韓城は秦晋の境にあり、龍門夏陽二大渡口を納め、古代から戦略的な位置を占めていました。蒙古太宗元年(西暦1229年)中国統一より42年先に韓城を占領したことにより、民族文化融合および宗教信仰発展は一層速まり、寺院建築も数多く作られました。普照寺は元延佑三年(西暦1316年)に建造された仏教寺院で現存韓城元時代建築の代表であります。 大仏殿は寺院の主体建築です。中に高さ4.2メートルの大仏と両側に3.6メートルの菩薩像二体が祭られています。大殿天井にある元代の絵画が全国でも珍品であり、人物画33枚、花鳥虫魚画97枚が完璧に保存されており、歴史と芸術どちらにおいても極めて高い価値を持っています。 現存32ヶ所元時代の古建築群を保護するため、文物保護部門の許可を得て、順番で古建築を普照寺に移すことに成功しています。現在まで4棟の古建築がすでに移動され、寺内元有の建築と合わせて12棟になり、陝西省最大の元代建築博物館になっています。 |
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