概況: |
古格(グゲ)王朝遺跡は札達県西約20キロ離れている象泉川の南の高さ300メートルの土山に位置しています。紅殿と白殿は太陽の光で格別に目立つほか、他の宮殿は山の一部分となっています。廃墟は山の色と同じなのです。古格(グゲ)王朝は紀元10世紀に創建し、1630年に廃棄されました。この山は高くありませんが、極めて険しい山です。洞穴、仏塔、トーチカ、お寺、王宮は下から上まで三層に分けられ、山の斜面に沿って建てられました。全部で300軒の部屋、300個洞穴、三列の高さ10メートルの仏塔とトーチカなどから成り、総面積は18万平方メートルあります。内部には発達していた地下通路があります。地面には城壁が築かれ、角の所にトーチカがあります。遺跡の主な建築はお寺と王宮なのです。この遺跡から大量の古代武器、生産用具、生活用品、チベット語の書類、仏像、壁画、彫刻などが出土しました。 |
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